本記事は 情報開示組織向けのもので、CDP質問書への回答、および情報開示プロセスに必要な設定について説明しています。ポータルへのアクセス、回答要請の確認、情報開示提出責任者の決定、質問書の設定、CDP-ACS分類(企業向け)、および経路の選択(自治体向け)についても解説します。
完全版およびSME版質問書に回答する組織、またCDP-ICLEI Track質問書に回答する自治体も含め、CDPポータルを通して情報開示を行うすべての組織向けの内容です。
この記事に記載の各プロセスについての詳細は、ページ内のリンクよりご覧いただけます。ヘルプセンター内ナレッジベース、情報開示組織向け記事「情報開示の準備(ポータルへのアクセスとアカウント管理)」の記事もご参照ください。
内容
ステップ1:CDPポータルにアクセスする
情報開示を開始するには、まずCDPアカウントにサインインします。CDPアカウントをお持ちでない場合、またはアカウントが組織と紐づけされていない場合には、お持ちのアカウントを組織のCDPポータルに紐づける必要があります。
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過去にCDPに回答された組織の場合、CDPポータルのアクセス権を持つ既存のチームメンバーにチームメンバーの追加を依頼するのが最も早い方法です。
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初めてCDPに回答する組織で、CDPポータルのアクセス権を持つ既存のチームメンバーがいない場合には、情報開示登録フォームを記入し、ポータルアカウントを作成します。詳細につきましては、情報開示組織向け:情報開示登録(Register To Disclose)フォームの記入方法をご参照ください。
CDPポータル招待後の手順につきましては、情報開示組織向け:CDPポータルにアクセスする方法をご参照ください。初回ログイン、 正しいビューの表示方法 (貴組織が 回答要請機関でもある 場合)、およびアクセス時の トラブルシューティング についても記載されています。
CDPポータル初回アクセス時のアカウントには、通常、情報開示共同編集者の役割が付与されます。先にCDPポータルに登録された既存のチームメンバーがおらず、組織内で 最初のユーザー となった場合のみ例外で、権限の確認と役割の選択が表示され、希望する役割が選択できます。役割および権限についての詳細は、情報開示組織向け:チームメンバーの管理をご参照ください。
はじめに
ポータルにサインインすると、ホーム画面が表示されます。自動で表示がされない場合は、画面左のサイドバーより「ホーム」をご選択ください。ホーム画面の青い「質問書にアクセス」と書かれたタイルより設定を開始します。
手順は以下の通りです:
各ステップの数字が緑のチェックマークに代わると、設定完了です。
重要:質問書の設定に際しましては、CDPポータルに貴組織宛の 回答要請 が届いていることをご確認ください。回答要請を受け取られていない場合、質問書の設定は完了しません。詳細につきましては、情報開示組織向け:回答要請の管理をご参照ください。貴組織宛の 回答要請が届いていない 場合には、「自主回答企業 (Self-Selected Company)」としてご回答いただくことも可能です。詳細は、情報開示組織向け:情報開示登録(Register To Disclose)フォームの記入方法をご覧ください。
ステップ2:情報開示提出責任者の決定
まず初めに、情報開示提出責任者を設定します。情報開示提出責任者は貴組織の代表として、CDP情報開示規約への同意、回答事務費用のお支払い、および質問書の提出ができる役割です。
重要:開示サイクル開始後は、お早めに情報開示提出責任者をご登録ください。情報開示共同編集者が行えるのは質問書の設定と送信までであり、最終的な質問書の提出ができるのは、情報開示提出責任者 のみ です。詳細につきましては、情報開示組織向け:チームメンバーの管理をご参照ください。
情報開示提出責任者の役割は 他のチームメンバーから付与することができません。情報開示提出責任者となる方 ご自身での変更が必要です。手順は以下の通りです:
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ポータルより以下いずれかの方法で「チームメンバー」ページを開きます:
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「質問書にアクセス」の青いタイルより「情報開示提出責任者 >」をクリック、
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左のナビゲーションバー「設定」をクリックし、タブを切り替え、
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画面左上の貴組織名/ロゴのクリックで表示されるドロップダウンより、「X チームメンバー >」をクリック。
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「チームメンバー」ページの 自身のアカウント 行をクリックし、「ユーザー情報」を開きます。
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「ユーザー情報」ページ内「役割と可視性」より、「情報開示組織の役割」のドロップダウンをクリックし、「情報開示共同編集者」から「情報開示提出責任者」へ役割を変更します。
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「情報開示提出責任者」を選択すると、CDP情報開示規約が表示されます。貴組織を代表し、同意のチェックをお願いいたします。
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ページ下部にある「変更を保存」ボタンをクリックし、変更を確定します。
重要:情報開示提出責任者の役割は、ポータルよりいつでも変更が可能です。ただし責任者の登録は、各組織につき 1名のみ です。もし別のユーザーが情報開示提出責任者として既に登録されていた場合、事前にその役割を情報開示共同編集者に変更の上、操作をお願いいたします。既に情報開示提出責任者が存在する場合、変更時に選択肢は表示されません。
役割の変更についての詳細は、情報開示組織向け:チームメンバーの管理内、「チームメンバーの詳細の編集」および「情報開示提出責任者の変更」についての項目をご参照ください。
ステップ3:質問書の設定
次に質問書を設定します。役割に関わらず、すべてのチームメンバーが質問書を設定できます。手順は以下の通りです:
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「質問書にアクセス」のタイルより「質問書を設定」をクリック。または、画面左のサイドバー「質問書」より「質問書を設定」をクリック。
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表示された「CDP質問書を設定」ページにて、設定手順の概要と注意点をご確認ください。
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確認後、「質問書の設定を開始する」をクリックして開始します。
ヒント:質問書設定時に入力された情報は自動的に保存され、途中から再開できます。
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次に、貴組織に関する質問が表示されます:
重要:2025年にCDPに回答されている場合、2026年の質問書の一部は あらかじめ自動入力されています(コピーフォワード機能。)この機能は 質問書の初回設定送信時のみ有効です。できるだけ多くの内容がコピーされるよう、すべての関連する質問、プロジェクト、および環境課題が初回設定送信 前に 選択されていることをご確認ください。情報開示企業向けには、以下の内容が含まれます:
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気候変動 および その他の環境課題に関する 情報開示の意向。
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フォレストおよびウォーターについて、開示をされる場合には、それぞれ「 はい」をご選択ください。
上記選択内容は、質問書の編集および設定の再送信より変更が可能です。ただし、初回設定時に選択されていない項目については、自動入力(コピーフォワード) されない 場合があります。
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質問書の設定後、最後に「提出」をし、質問書の設定を完了します。
質問書の設定が完了すると、ポータルホーム画面の、「質問書にアクセス」のタイルが、「質問書のKPI」タイルに変わります。「質問書への回答を開始する>」より、回答入力を開始します。
注:情報開示企業 および 公的機関 向け質問書設定の概要、また各質問のガイダンスにつきましては、Corporate Questionnaire setup 2026 Preview(英語のみ)をご覧ください。質問書の設定方法(英語のみ)についての動画も併せてご参照ください。自治体(シティ) 向け質問書設定方法につきましては、後述の経路の選択に詳細がございます。
質問書の設定の編集と再送信
回答提出期限前であれば、いつでも質問書の編集および設定の再送信が可能です。以下の場合には、質問書の設定の再送信が必要です:
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質問書の設定後に、追加の回答要請を受け取り、質問書の顧客リストに更新が必要な場合。
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活動分類等、入力した内容を変更する場合。
質問書の設定の編集方法:
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ポータルホーム画面を開きます。
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質問書KPIタイルの右下「質問書の設定を編集する」をクリック。
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設定内容を変更し、質問書の設定を再送信します。
注:質問書の設定を再送信しても それまでに入力した回答は失われません。 ただし追加の質問が表示されるなど、 質問書の内容が変わる場合があります。また設定時、前回入力した内容はあらかじめ自動入力されます。
ヒント:回答要請の管理についての詳細は、情報開示組織向け:回答要請の管理をご参照ください。
ステップ4:回答開始
質問書の設定完了後、回答入力を開始できます。チームメンバーの役割に関わらず入力が可能です。ただし質問書の回答を提出できるのは、情報開示提出責任者 のみ です。
「質問書KPI」タイルの「質問書への回答を開始する >」より回答を開始できます。既に回答を開始している場合には、「質問書への回答を続ける>」と表示されます。
各組織向けガイダンス
該当する場合のみ、以下の記事をご参照ください。
経路の選択(自治体のみ)
シティとして質問書の設定を行う場合、3つの異なる経路の選択肢が表示されます。経路を選択することで、質問書の方向性が決定され、報告の効率化および各管轄区域がそれぞれの地域に最も適した質問書へアクセスできるよう設定されます。
注:州および地域は 対象外です 。
経路の選択に際し、事前に3つの管轄区域の属性を入力することで、貴組織に最も適した推奨経路が表示されます:
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人口
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一人当たりの排出量
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人間開発指数(HDI)
一人当たりの排出量 および HDI は、回答した管轄区域の国/地域に基づきあらかじめ入力されます。入手可能なデータと異なる場合、または管轄区域の一人当たりの総排出量(スコープ1と2、あるいは GPC-alignedのBASIC)が異なる場合は変更も可能です。
表示された各経路を確認し、推奨された経路または貴組織の報告および開示の方針に最も適した経路をご選択ください。ICLEIに加盟の自治体は、経路3の選択が推奨されます。
注:経路を増やすと質問数も増加します。内訳は以下の通りです。詳細につきましてはシティ質問書の経路と経路マップのセクション2をご参照ください。
送信前に経路が正しく選択されていることをご確認ください。変更が必要な場合、質問書の提出期限前であれば、質問書の設定および設定の再送信より変更が可能です。詳細につきましては、前述の質問書の設定の編集と再送信の項目をご参照ください。
重要:選択した経路は、管轄区域が参加するプロジェクトやイニシアチブの報告要件を満たすことには 影響せず、CDPのスコアリングや世界首長誓約のバッジにも 影響しません。
経路についての詳細は、シティ質問書の経路と経路マップをご参照ください。
CDP-ACS分類(企業向け)
企業として質問書の設定をした場合、CDP活動分類システム(CDP-ACS)に従い、貴組織の活動を選択する質問が表示されます。CDP-ACSは、企業の収益活動における気候変動、森林破壊、および水セキュリティへの影響に基づき、 セクター別の質問 を決定します。
当該アプローチにより、企業の環境依存、インパクト、リスク、機会に応じた企業行動への理解が深まり、データの比較可能性を高める上でもCDP-ACSは不可欠です。
このシステムは以下 3つのレベルで構成されます:
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CDP産業
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CDP活動グループ
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CDP活動
CDPの活動分類システム、質問書割り当て、事例、および質問書セクターと活動の詳細な内訳の全リストは、ガイダンスに記載されています。
ここでは、貴組織に関し以下の項目を記入します:
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CDP産業
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CDP活動グループ
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CDP活動
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活動に関連する年間売上高 (%)
質問のプレビュー:
一部のデータはあらかじめ入力されています。入力された活動分類が正しいことをご確認ください。
ヒント:貴組織の規模、産業、売上高、従業員数、および関連する選択項目については、設定時の活動分類と密接に関係します。内容を十分にご確認ください。
重要:入力に際しましては、CDP-ACS分類(英語のみ)に記載の表および各分類の説明を参照し、貴組織の報告年の活動内容が正確に反映されるようご確認ください。CDP-ACS分類の変更に伴い、追加情報の提出を求られる場合もあります。選択されたCDP-ACS分類が貴社の収益活動と一致しない場合、CDPは貴社の回答をスコアリングしない権利、および貴社の提出回答を要請機関と共有しない権利を有します。
分類および関連する設定に変更が必要となった場合、回答提出期限前であれば、質問書の設定編集と再送信が可能です。詳細につきましては、前述の質問書の設定の編集と再送信の項目をご参照ください。
完全版質問書 に回答される企業の場合、 CDP-ACS分類は質問書のセクター割り当てにも使用されます。収益の割合が最も高い 活動は 主要活動 として割り当てられ、その他の活動は追加的な活動として分類されます。
「質問書セクタ―」の列は 自動的に割り当てられます。質問書セクターは、関連する活動の収益割合を合算した数値に基づき割り当てられ、そのうち 総収益の20%以上 を占める質問書セクターが適用されます。最も収益割合の高いセクターが 主要質問書セクター として スコアリングに使用されます。スコアリングは主要質問書セクターのみが対象です。複数の質問書セクターが該当する場合、すべての質問書セクターがスコアリングされるわけではありません。セクター別の質問には、その質問がどのセクターに適用されるものであるかが記載されます。
選択した活動内容は、割り当てられる環境課題に影響する可能性があります。その影響度および収益割合によりCDP産業別インパクト分類に従い、フォレストおよび/またはウォーターの環境課題割り当ての要因となる場合があります。環境課題についての詳細は、情報開示組織向け:回答要請の管理をご参照ください。
現在の貴組織のCDP-ACS分類を確認するには:
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画面左のサイドバーより「設定」をクリック。
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「組織の設定」タブを開きます。
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ページ下部「CDP-ACS主要分類」より確認できます。
注:CDP-ACS分類は質問書の設定、編集、再送信より開示サイクル中いつでも変更が可能です。変更方法につきましては、前述の質問書の設定の編集と再送信についての項目をご参照ください。
以下の記事もご参照ください:
